資金計画を考えよう! 諸費用も忘れずに

住宅購入には多額の費用がかかりますから、資金計画を入念に練る必要があります。
住宅購入にいくらかかるのか、住宅購入までにいくら貯めればよいのか、住宅ローンやその他借り入れはどう考えればよいのか、一つずつ計画が必要です。
資金計画を立てるうえでは、まず物件価格と自己資金を基に、住宅ローンとして借りるお金を計算することが多いかもしれません。しかし、住宅を購入するときに支払うお金として、「諸費用」を忘れてはいけません。
諸費用とは、物件価格以外にかかってくるコストの総称です。
どこまでを諸費用に含めるのか難しいところですが、引越し代や近所のあいさつ回りのための粗品代、買い換える家具や電化製品などの代金がかかることもあるでしょう。
これらの費用だけでも、合計で数十万円に達することも少なくありません。
以上を踏まえると、物件価格だけを見て「これなら買える!」と早合点するのは危険です。
物件価格の10%ほどは諸費用+αとして必要になると考えた方が無難でしょう。